*VRソフトウエア開発環境

ソースコードの共有

佐藤研のVisual Source Safeは,次のようにすることでインターネット経由で見ることができます.(プライベートアドレスからでも見られます)

概要

VSSはMSのファイル共有を利用してデータをやり取りします.そこで,

  1. ZeBeDeeを使って佐藤研のサーバまでトンネルを作り,
  2. 自分のPCに,仮想ネットワークカードをインストールし,
  3. トンネルの入り口を仮想ネットワークカードに繋ぎます.

手順

  1. コントロールパネル-ハードウエアの追加から,ネットワークアダプタを追加する.(新しいHW,一覧から追加で)
    Microsoft 社
    Microsoft Loopback Adaptor を選択
  2. ネットワークのプロパティから,Microsoft Loopback Adaptor に対応するLANを選び,プロパティを見て,
    TCP/IP以外のプロトコル(MSファイル共有など)
    のチェックをはずす.
  3. TCP/IPのプロパティを開き
    IPアドレスを		192.168.251.1
    サブネットマスクを	255.255.255.0
    にする.
    詳細設定 ボタンを押して,WINS タブを選び,
    NetBIOS over TCP/IP を無効にする
    を選ぶ.
  4. Zebedeeの最新版をインストール 2.4.1なら動く
  5. キーとIDの生成
    zebedee.exe -pP
    とコマンドラインで入力すると,
    privatekey "641a35b77940e053c740b03b2b3b03320081b17f"
    77bce8c0faff8717449e1cf81080307b6f5a2796 hasenote2
    のような表示がでる.そこで, 1行目を,sklab_client.key というファイルにする. 2行目を,sklab_client.id というファイルにする. なお,.key ファイルは,秘密鍵なので,流出しないように十分注意してください.
  6. ZeBeDeeをインストールしたディレクトリ(Program files/zebedee)に,
    sklab.zbd をコピー
    5で作ったファイルをコピー
    sklab_server.id ファイルをコピー
  7. sklab_client.id を長谷川にメールして,返事を待つ.
  8. sklab.zbd をダブルクリックしてZebedeeを立ち上げる.

以上で, \\192.168.251.1 がファイルサーバに見えます. VSSのデータベースに,

 \\192.168.251.1\VSS

を指定すれば,佐藤研のVSSにアクセスできます.ユーザ名 demo パスワードなしでログインできますが,チェックインする場合は,必ずssadmin.exe を使ってユーザを作ってそのユーザでチェックインしてください.

メモ:ノートンアンチウィルスのAutoProtectのような,常駐ファイルチェックが動いていると,VSSの動作が極端に遅くなります.使うときだけとめるとよいと思います.
VSSのテンポラリフォルダのデフォルトがリモートになります.ローカルにすると10倍くらい早くなります.