[[SprBlender_docs]]

3DUI右側のSprBlenderパネルから,シミュレーションの実行・停止等を行うことができます.

* 実行・停止 [#xfd4a138]

- Startボタンでシミュレーション開始,Stopボタンで停止します.
- 実行中はStartボタンがPauseボタンに変わります.Pauseボタンを押すことでも停止できます.StopとPauseの差は,「巻き戻し」の項目を参照してください.

* 巻き戻し [#cd834497]

- Backボタンで,シミュレーション開始前(Startボタンを押す直前)の状態を復元することができます.
-- シミュレーションを実行すると物体の配置が崩れてしまうため,製作作業においてはたいてい「シミュレーションしてはBack」を繰り返すことになります.
-- なお,復元できるのはStart1回分までです.
-- Pauseで停止すると,Startの代わりにRestartボタンが表示されます.Restartボタンはシミュレーションを開始しますが,Backボタンの戻り先を更新しません.
--- 例えば,Start → Pause → Restart の後にBackを押すと,最初にStartを押す直前の状態まで戻ります.

- Endボタンは,Backボタンで初期状態に戻ったあと,再度Backボタンを押す前(=シミュレーション停止後)の状態に戻したい場合に用います.

- なお,Backによる復元内容はファイルには保存されません.したがって,ファイル保存→再読み込みを行うとBackで戻ることはできなくなりますのでご注意ください.


* ステップ実行 [#g4644416]

- One Stepボタンは,押すたびにシミュレーションを1ステップずつ実行します.


* ストア・リストア [#b8a7f2ef]

- Backボタンで戻れる初期状態は,Startボタンを押すことで自動的に更新されてしまいます.一方,それとは無関係に任意の1時点の状態を保存しておき復元できるようにするのが Store / Restore ボタンです.
-- Storeボタンを押すと,その時点の状態をメモリ上に保存します.
-- Restoreボタンを押すと,最後にStoreボタンを押した時の状態を復元します.

- Backと同じく,Storeはファイルには保存されませんのでご注意ください.


* キーフレーム録画 [#y9214b76]

- Recordボタンを有効にした状態でシミュレーションを実行すると,シミュレーション結果を1フレームずつキーフレームに保存することができます.

- Use Cache が有効になっている場合は,キーフレームは一度SprBlender内部のキャッシュに保存されます.Bakeボタンを押すまでBlenderのキーフレームには反映されません.



* リビルド [#t4bee727]

- Rebuild Sceneボタンを押すと,SprBlender内部にあるSpringheadのシーンデータを一度消去し,再度Blenderのデータにしたがって作り直します.
-- 物理の挙動がおかしくなった場合に,Rebuildを行うと元通りになる可能性があります.
-- Rebuildを行った場合,BackやRestoreを使ってもRebuild前の状態には戻せなくなります.
--- Rebuildは,必ずシミュレーションを停止し,Backボタンで開始前の状態に戻してから行うことをおすすめします.