SprBlender
- Springhead2をBlender上で動かすことができるpythonモジュールです
- Blenderの編集画面上でリアルタイム物理シミュレーションできます
※注意:SprBlenderはオブジェクトの位置・姿勢を実際に変更します。つまり、シーンを壊してしまいます。
実行前にはデータをファイルに保存してください。
また、実行後に誤って上書きしてしまわないようファイルのバックアップをとることを推奨します。
SprBlender(en)
導入方法
必要なもの
- 以下を32bit版または64bit版どちらかに統一して揃える
- Blender 2.5以降(最新版) 32bit or 64bit
- インストーラ版だとうまく動作しないようなのでzip版をダウンロードしてください
- 現在は最新2.63a版にて動作確認を行なっています
- springhead2のpythonDLL: Spr.pyd 32bit or 64bit
- Blender用pythonスクリプト
- Springhead2の動作に必要なライブラリ 32bit or 64bit
導入
- Blenderをインストール
- Blender用モジュールスクリプトの"scripts"をBlender本体のフォルダ内の"(バージョン番号)\scripts"に上書き
- "scripts\module"の中に"spr_op"を入れることになります
- ※後述しているようにSVNでチェックアウトしたscriptsフォルダにシンボリックリンクを貼ると楽にupdateできます
- Spr.pydをBlender本体フォルダ内の"(バージョン番号)\scripts\modules"に入れる
- Springhead2の動作に必要なライブラリにPATHを通す(環境変数)
常に最新のspr_opを使いたい場合
Windows7、vista
コマンド例
mklink /J "D:\Program Files (x86)\Blender Foundation\blender-2.63a-release-windows64\2.61\scripts\modules\spr_op" "D:\project\SprBlender\scripts\modules\spr_op"
windows XP
とりあえず使ってみる
- Blenderを起動する
- http://springhead.info/spr2/SprBlender/trunk/samples/test.blendを読み込む
- 環境によってGLSLがうまく描画されない場合はひとまず3D Viewの"Viewport Shading"から"Solid"を選択(Zキー2回)
- &ref(): File not found: "01_open.png" at page "SprBlender/introduction";
- 右下のpythonコンソールで"import spr_op"と入力してEnter
- &ref(): The style ref(filename,pagename) is ambiguous and become obsolete. Please try ref(pagename/filename);
- BlenderにSpringhead2用のOperatorが登録される
- Springhead2用のパネルを表示
- 3DView: Spr Operator Panel、Spr Info Panel
- Scene: Spr Scene panel
- Object: Spr Object Panel
- &ref(): File not found: "SprOperatorPanel.png" at page "SprBlender/introduction";
&ref(): File not found: "SprScenePanel.png" at page "SprBlender/introduction";
&ref(): File not found: "SprObjectPanel.png" at page "SprBlender/introduction";
- Springhead2の初期化、Operatorメインループ始動
- "Set Scene"を押すとSpringhead2のシーンを初期化
- &ref(): File not found: "OperatorSetScene.png" at page "SprBlender/introduction";
- "Physics Step Enable"をチェックするとStepが有効になり動き出す
- &ref(): File not found: "PhysicsStepEnable.png" at page "SprBlender/introduction";
- オブジェクトを移動したり回転するとリアルタイムに影響
- オブジェクトの移動:選択(右クリック)→G(または右ドラッグ)→マウス移動→左クリックで決定(右クリックキャンセル)
- オブジェクトの回転:選択(右クリック)→R→マウス移動→左クリックで決定(右クリックキャンセル)
- "Enable Throw"を押すとオブジェクトに初速を与えられるようになる
- &ref(): File not found: "04_move.png" at page "SprBlender/introduction";
- "Restore Scene"を押すと初期姿勢に戻る(変位、回転)
- &ref(): File not found: "OperatorRestoreScene.png" at page "SprBlender/introduction";
- コピーしたオブジェクトや追加したオブジェクトに物理を適用したい場合は、対象を選択(右クリック、shiftを押しながらで複数選択可)、"Set Objects"を押す
- オブジェクトのコピー:選択(右クリック)→shift+D→マウス移動→左クリックで決定
- 追加時に物理法則に従うかどうか、BoxかSphereかの設定が適用される
- &ref(): File not found: "OperatorSetObjects.png" at page "SprBlender/introduction";
- "Set Scene"を押すとその場でSpringhead2のシーン全体を初期化する
- &ref(): File not found: "OperatorSetScene.png" at page "SprBlender/introduction";
memo
- 現状では"import spr_op"後にblendファイルをロードすると動かなくなります
- "ReRegister"を1度押すと再び動くようになります
- "ReRegister"を複数回押すとStepが重複して呼ばれるようになるので注意してください
詳しい使い方
Blender操作に関するメモ
描画関連
Blenderの基本操作
その他操作
- PythonコンソールでCtrl+Shitを押すと補完を利用できる
中身・仕組みに関するメモ