[[開発者向け情報>devel]] SprBlender2.0(仮)は,SprBlender1.3のの内部構造とUIに大幅な変更を行ったものです. 特徴的な変更を以下に挙げます. * Operator Panelの変更 [#x307fbca] + FPS情報は,TextEditからSprBlender Infoパネルへ移動になりました. -- Springhead Physicsと SprBlender Operatorは非同期で動くため,それぞれのFPS(CPS)が表示されます. + Set Scene / Set Objectsを廃止しました. -- Springhead Sceneの構築は,blender sceneの変更を検知して自動で行われます.そのため,明示的なSet Sceneは不要となりました. + シミュレーション開始直前の状態を自動で保存し,Backボタンで元に戻せるようにしました. -- 状態記録はStartボタンを押した時に行われます. -- Startボタンは,シミュレーション中はPauseボタンに変化します.Pauseからの再開は「ReStart」として扱われ,状態記録の対象になりません. -- Stopボタンを押すとReStartでなくStartとなります. -- Endボタンは,最後にシミュレーションを止めた時点の状態を再現します.シミュレーション停止とは,Pause,Stop,およびOneStepの終了時です. -- なお,Backや後述するRestoreの情報はBlenderを終了すると消えてしまう(.blendファイルに保存されない)のでご注意ください. + Store/Restoreの機能がつきました. -- Backボタンとほぼ同じですが,シミュレーション開始とは関係なく任意の状態でStoreできる点が異なります. -- なお,BackとRestoreは異なるバッファを使用するため,Restore Sceneは必ず最後にStoreボタンを押した時の状態に戻ります. + Minimal Syncモードがつきました. -- シーンの変更検知・同期を最小限に抑え,動作を高速化するモードです.主に表示のカクつきをなくし滑らかにする効果があります. -- SprBlenderの動作を節約するため,Physics Stepの動作速度には影響しません.(ただしRule ScriptのStep間隔に影響するため動作そのものには影響があります) -- このモードでは新たなオブジェクトの追加や,Blender側からのオブジェクトの編集(移動含む)ができません.デモ用として利用してください. + Creature RuleのUpdateボタンをOperator Panelに配置しました. -- Physics Scriptと同様にしました.これに伴い,ObjectパネルからはApply Ruleボタンがなくなっています. -- また,スクリプトが外部ファイルに保存されている場合はUpdate時にファイルからの再読み込みも行うようにしました(Physics Scriptも同様). * Scriptについて [#b84b5a26] * 独自のSpr.pydを使用 [#pf894bd9] -- SprBlender付属の,独自拡張を行ったSpr.pydが必要です.従来使用できたSpringhead標準付属のSpr.pydは使えません.