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Device ライブラリ

目的

このパッケージは,デバイスドライバを抽象化するためのものです. アプリケーションからデバイスドライバを直接呼び出すと,デバイスを変更したときに, アプリケーションを修正しなければならなくなります. そこで,例えばD/AコンバータならどのD/Aコンバータでも同じように呼び出せるように 抽象化したD/Aコンバータデバイス(バーチャルデバイス)を考え,アプリケーションは バーチャルデバイスを使用するようにします.バーチャルデバイスは実際のデバイス (リアルデバイス)を呼び出すように実装してあります.

使い方

簡単なサンプルを示します.
	DVDeviceManager devMan;				//	デバイス管理クラス.
	devMan.RPool().Register(new DRAdapio(9));	//	リアルデバイスの登録
	devMan.Init();						//	デバイスの初期化,ここで
										//	バーチャルデバイスが生成される.
	std::cout << devMan;				//	状態の表示
	
	//	デバイス管理クラスからA/Dを借りてくる
	DVAdBase* ad;
	devMan.VPool().Rent(ad);
	std::cout << ad->Voltage();
まずデバイスマネージャを作成し,実デバイスを登録し,初期化します. するとバーチャルデバイスが生成されるので,アプリケーションは, 使いたいバーチャルデバイスをデバイスマネージャから借りてきます.

特定のデバイスの特定の機能を使いたい場合, 専用のデバイスマネージャオブジェクトを作成して,デバイスを登録,初期化して, バーチャルデバイスを取得してください.

デバイスマネージャオブジェクトは複数作成しても問題ありません.


Springheadに対してSun Apr 16 01:58:45 2006に生成されました。  doxygen 1.4.1