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開発者向け情報
Springheadの開発では,ソースコードの管理にGitHubを利用しています.
GitHubについて
GitHubサーバは,ソースコードを管理しているデータベースです.
用語の説明
- リモートリポジトリ
- GitHubサーバにあるソースコードのデータベース.
- 作業フォルダ(ワーキングコピー)
- 自分のPC上でソースコードを置いて作業するフォルダ.
- クローン(clone)
- サーバから最新版のソースコード一式のコピーを取得し,新しく作業フォルダを作ること.
- 更新(pull)
- 作業フォルダのファイルをリモートサーバにある最新版で置き換えること.
- コミット(commit)
- 作業フォルダでの変更をローカルリポジトリに反映させること.
- プッシュ(push)
- ローカルリポジトリでの変更をリモートリポジトリに反映させること.
作業の流れ
GitHubを用いた開発は,だいたい次のような流れになります.
- 最初に一度だけ
- 日々の作業
- 2.更新(他人の変更点を手元に反映させる.)
- 3.編集
- 4.コミット(自分の変更点をローカルリポジトリに反映させる.)
- → 3~4を繰り返す.
- 5.プッシュ(自分の変更点をリモートリポジトリに反映させる.)
- → 2.から繰り返す.
導入と設定(TortoiseGit+PuTTY)
GitHubを利用するには,PCにgitクライアントというソフトを導入する必要があります.
「TortoiseGit」がおすすめです.
これは,エクスプローラ上で動作し,GUIによる操作が可能なgitクライアントです.
ソフトのインストール
git
TortoiseGit
PuTTY
GitHubサーバに接続するために,必要となるソフトです.
公開鍵・アカウントの作成
- c:\Program Files\PUTTYGEN.EXE を実行してください.
- 「Type of key to generate」の所で、「SSH-2 RSA」を選択します。
- 「Generate」を押して、上の空白部分でマウスをランダムに動かします。(暗号鍵作成のための乱数種になります)
- しばらく動かしていると鍵が生成されるので、「Key Passphrase」と「Confirm Passphrase」に同じパスフレーズを入力。パスフレーズは空にしておくと楽です。(ただし,秘密鍵ファイルが盗まれるとログインされてしまうので注意してください)。
- 「Save public key」で、公開鍵を保存。
- 「Save private key」で、秘密鍵を保存。秘密鍵には、.ppkという拡張子がつきます。このファイルは,他人に盗まれないよう管理してください.
- 「Save public key」で保存した公開鍵を、Springhead 開発者ML(dev@springhead.info)宛にメール添付で送ってください。こちらでアカウントを作成して、鍵を登録します。同じメールに、「ユーザ名」の希望も書いて送ってください。
PuTTYの設定
c:\Program Files\PuTTY\PUTTY.EXE を起動すると、設定画面が開きます。
- "Connection"=>"Data"で
- Auto-login username : [アカウントの作成、の時に作成したユーザ名]
- "Connection"=>"SSH"=>"Auth"
- Private key file for authentication : [先ほど「Save Private Key」で保存した秘密鍵]の場所
- "Session"に戻って、
- "Default Session" を選択
- Saveボタンを押す
クローン
TortoiseGitの基本的な使い方
そのため,2006年4月以前にチェックアウトした作業フォルダを持っている場合,URLを変更する作業が必要となります.
参考資料
過去の資料
Auth/Subversion、過去の資料