devel

各プロジェクトのビルドに先立ってSwigを実行するために

  1. ソリューション "Springhead2/src/Springhead10.sln" にRunSwigプロジェクト(makeプロジェクト)を追加。
  2. ソリューション "Springhead2/src/Springhead10.sln"に登録されている次のプロジェクトに対して、RunSwigプロジェクトに対する依存関係を設定。
    また、カスタムビルドステップに登録されていたコマンドはすべて廃止。
    Base, Collision, Creature, FileIO, Foundation, Framework,
    Graphics, HumanInterface, Physics, Springhead
  3. RunSwigプロジェクトのプロパティ(NMake - 全般)に次のコマンドを登録。
    ビルドコマンドライン           make_manager.bat -A -c && nmake -f Makefile
    すべてリビルドコマンドライン   make_manager.bat -A -d -c && nmake -f Makefile
    クリーンコマンドライン         make_manager.bat -A -d
  4. "Springhead2/src" 以下に次のディレクトリ/ファイルを追加。
    "RunSwig/do_swigall.projs"     設定ファイル
    "RunSwig/do_swigall.bat"       設定ファイル "do_swigall.projs" に指定したプロジェクトに対して、
                                   makefileの再作成(必要なときのみ)とswigの実行をするためのスクリプト
    "RunSwig/make_manager.bat"     makefileの再作成に付随する処理を実行するスクリプト
    "RunSwig/create_mkf.bat"       makefileを作成するスクリプト

設定ファイルには、swigを実行する必要があるプロジェクトを次の書式で指定します。依存するプロジェクトがない場合でも設定が必要です。

<設定ファイル>        ::= <defline-list>
<defline-list>        ::= <defline>
                        | <defline><newline><defline-list>
<defline>             ::= ε
                        | <target-project><space><depend-project-list>
<target-project>      ::= <project-name>
<depend-project-list> ::= <depend-project>
                        | <depend-project><comma><depend-project-list>
<depend-project>      ::= ε
                        | <project-name>
<project-name>        ::= プロジェクト名
<newline>             ::= '\n'
<space>               ::= ' '
<comma>               ::= ','

現在の設定ファイルの内容は次のとおりです。これらは、<project>.i ファイルを基に作成しました。間違いがあればご指摘ください。

       Collision Foundation
       Creature Physics,Collision,Foundation
       FileIO Foundation
       Foundation
       Framework Foundation
       Graphics Foundation
       HumanInterface Foundation
       Physics Collision,Foundation

ビルドの手順は次のようになります。

  1. 最初にRunSwigプロジェクトがビルドされ、その結果、設定ファイルに指定されたプロジェクトに対してswigが実行される。
  2. 次に各プロジェクトがビルドされる。この時にもRunSwig.batが起動されるが“make: Nothing to be done for `all'.”となり実際にswigが動くことはない。

実行の結果は、

  • (1)の結果 → ログファイル "Springhead2Test/test/log/{StubBuild.log, StubBuildError.log}"
  • (2)の結果 → ログファイル "Springhead2Test/test/log/{Build.log, BuildError.log}" に出力され、svnにコミットされます。

今後新たにプロジェクト(swigの実行が必要なもの)を追加する場合には、次の作業を行なってください。

  1. 新たなプロジェクトを RunSwig プロジェクトに依存させる。
  2. 設定ファイル "Springhead2/src/swig/etc/swigprojs.list" に設定を追加する (これを忘れるとswig実行の対象となりません)。