大きく分けて二通りの利用法を想定しています.
一つは,C++で実装されたSpringheadアプリケーションに対し,Pythonインタプリタを組み込むことです.Springheadアプリケーションの機能の一部をPythonスクリプト記述し,拡張性を高めます.
もう一つは,Pythonインタプリタに対する外部拡張モジュール(Python DLL, pyd)として提供されたSpringheadを利用することで,PythonアプリケーションにSpringheadの機能を組み込む利用法です.
どちらの場合においても,EmbPythonモジュールはPython側からSpringheadの関数を呼び出すためのインタフェースを提供します.関係をFig #.#.#に示します.