Spr1のよく使うクラスの解説

Spr1の使い方/マニュアル

Spr::Vec3f ( Spr::TVec3<float> ) / Spr::Vec3d ( Spr::TVec3<double> )

• http://springhead.info/src/html/ja/classSpr_1_1TVec3.html
• 3次元のベクトル。
• DirectX周りではVec3f、物理エンジン周りではVec3dが使われてる．物理には精度が必要なんだ．

Spr::Vec3f vec(x, y, z); //初期化。
Spr::Vec3f vec= Spr::Vec3f(x, y, z); //上と同じ意味。
vec[0]= x2; //各要素に代入。添え字は0,1,2。
Spr::Vec3f vec2= vec+Spr::Vec3f(x, y, z); //足し算とか。

Spr::Affinef ( Spr::TAffine<float> )

• http://springhead.info/src/html/ja/classSpr_1_1TAffine.html
• Affine行列（4*4行列）。

Spr::Affinef trn= Spr::Affinef::Trn(x, y, z); //平行移動を表すAffine行列。
Spr::Affinef rot= Spr::Affinef::Rot(rad, 'x'); //X軸周りの回転を表すAffine行列。
Spr::Affinef aff= trn*rot; //Affine行列同士の掛け算。
aff.Pos()= Spr::Vec3f(x, y, z); //平行移動成分に代入。
aff[0][0]= 1.0; //各要素に代入。添え字は0,1,2,3。
Spr::Vec3f vec1= …;
Spr::Vec3f vec2= aff*vec1; //Affine行列×3次ベクトル。

Spr::UTRef<T>

• http://springhead.info/src/html/ja/group__UTRef.html
• 参照カウント式スマートポインタ。
• よーするにポインタ（T*）とほぼ同じ。 -> とか * が使える。
• それ以上の事は上のリンク参照。

Spr::SGFrame

• http://springhead.info/src/html/ja/classSpr_1_1SGFrame.html
• シーングラフのFrameに対応。
• 仮想世界の中の「モノ」を表す。入れ子にして、モノをグループ化したりもできる。
• SetPosture() / GetPosture()
  • 親フレームに対する相対的な姿勢（位置+角度）をAffinefで設定/取得する。
  • PHSolidを使っているときは、SetPosture()を使ってはいけない。

Spr::PHSolid

• http://springhead.info/src/html/ja/classSpr_1_1PHSolid.html
• シーングラフのSolidに対応。
• 特定のFrameの物理的な性質（質量、速度など）を表す。
• SetVelocity() / GetVelocity()
  • 質量中心の速度をVec3dで設定/取得。
• AddForce()
  • 質量中心にVec3dで指定された力を加える。
• 他にも色々。