参照カウンタ/参照ポインタクラス

参照カウンタは，複数のポインタで共有されたオブジェクトのメモリの開放を 参照するポインタが無くなった時に自動的に行う仕組み． これを使うと delete を書く必要がなくなる． ポインタ [詳細]

構成
class	UTRefCount
	参照カウンタ．UTRef<T>で指されるクラスTは， これを1つだけ継承する必要がある． [詳細]
class	UTRef< T >
	参照カウンタ用のポインタ．自動的に参照カウンタを増減， カウンタが0になったら，オブジェクトをdeleteする． [詳細]
class	UTRefArray< T, CO >
	UTRefの配列． [詳細]
class	UTDeleteRef< T >
	一般オブジェクト用，自動delete ポインタ ポインタが消えるときにオブジェクトをdeleteをする． カウンタはついてないので，複数の UTDeleteRef でオブジェクトを 指すことはできない． [詳細]

説明

    T* p = new T;

の代わりに，

    UTRef<T> p = new T;
    UTRef<T> p2 = p;

とすると，pとp2の両方が消えたときに， p/p2 が指すオブジェクトもdeleteされる．