ライブラリのビルド

Springheadを入手したら,まずライブラリをビルドします. 以下では,Springheadを保存したディレクトリをurl textC:2と仮定して話を進めます. まず,Visual Studioで以下のソリューションファイルを開いて下さい.

  $\displaystyle  \text {\path {C:\Springhead 2\src \Springhead **.sln}}  $    

ここで**にはVisual Studioのバーション番号は入ります.Visual Studio 2010ならSpringhead10.sln,Visual Studio 2008ならSpringhead9.slnを開いて下さい. その他のソリューションファイル,プロジェクトファイルも同様の規則でナンバリングしてあります.

\includegraphics[width=.6\hsize ]{fig/libbuild.eps}
Fig.  : Building the library

ソリューションを開いたらFig. #.#.#に示すようにSpringheadプロジェクトをビルドしてください. ビルドに成功したらurl text

C:232}ディレクトリにライブラリファイルSpringhead**.libが作成されるはずです.

Table  : Build configurations

構成名

ビルド設定

作成されるライブラリファイル名

Release

multithread

Springhead**.lib

Debug

multithread, Debug

Springhead**D.lib

ReleaseDLL

multithread, DLL

Springhead**M.lib

DebugDLL

multithread, Debug, DLL

Springhead**MD.lib

Table #.#.#ビルドの設定ごとに異なるいくつかの構成が用意されています. ユーザアプリケーションの都合に合わせて使い分けてください.