シーンの作成

Graphicsモジュールのシーンは,コンピュータグラフィクスにおけるいわゆるシーングラフと同等のものです. シーンクラスはGRSceneです. シーンを作成するには次のようにします.

    GRSceneIf* grScene = grSdk->CreateScene();

GRSceneはディスクリプタによる設定項目を持ちません. また,Fig. #.#.#に示すようにGRSdkオブジェクトは任意の数のシーンを保持できます.

シーン作成に関するGRSdkの関数は以下の通りです.

GRSdkIf

   

GRSceneIf*

CreateScene()

シーンを作成

GRSceneIf*

GetScene(size_t)

シーンを取得

size_t

NScene()

シーンの数

void

MergeScene(GRSceneIf*, GRSceneIf*)

シーンの統合

\includegraphics[width=.4\hsize ]{fig/grscene.eps}
Fig.  : Graphics data structure