unixにおいてEmbPythonのライブラリをビルドする方法を説明します。 Windowsの場合については “インストールガイド 1.3 EmbPythonのビルド”をご覧ください。
ディレクトリ".../Springhead/core/src/EmbPython"に移動し、 次のようにcmakeコマンド及びmakeコマンドを実行します。
cmakeの最後の引数"-D LIBTYPE=STATIC"を 指定したときはstatic library (libEmbPython.a)が、 省略したときはshared library (libEmbPython.so)が、 ".../Springhead/generated/lib"に作成されます。
作成するライブラリファイルのインストール先を指定する場合は、 配布ファイルセットの中にある ".../Springhead/core/src/CMakeConf.txt.dist"を "CMakeConf.txt"という名前でコピーしてインストール先を設定し、 上記のmakeコマンドの代わりにmake installコマンドを実行してください。
インストール先の設定方法は、 “0.2.2 ライブラリとヘッダファイルのインストール先を指定する” をご覧ください。