描画アイテム

\includegraphics[width=.4\hsize ]{fig/grvisual.eps}
Fig.  : Class hierarchy of visual items

シーングラフを構成する描画アイテムの基本クラスはGRVisualです. GRVisualから派生するクラスをFig. #.#.#に示します. 描画アイテムには以下の共通の機能があります.

GRVisualIf

void

Render(GRRenderIf*)

 

void

Rendered(GRRenderIf*)

 

void

Enable(bool)

 

bool

IsEnabled()

 

Renderはアイテムの描画を行い,Renderedは描画の後処理を行います. 描画処理は描画アイテムの種類ごとに異なります. これについては次節以降で説明します.

Enable関数は描画処理の有効化/無効化を行います. 無効化されたアイテムは描画されません. IsEnabled関数は有効/無効状態を返します.

描画アイテムを作成するにはGRSceneCreateVisual関数に種類ごとのディスクリプタを指定して呼び出します.