フレームは座標変換を定義すると同時に他の描画アイテムのコンテナとしての役割を持ちます. フレームのクラスはGRFrameです. 次のコードは,フレームを作成してワールドフレームの子として登録します.
GRFrameDesc desc; GRFrameIf* frame = grScene->CreateVisual(desc, grScene->GetWorldFrame())->Cast();
CreateVisual関数は指定されたディスクリプタに対応する描画アイテムを作成し, 指定された親フレームの子として登録します.親フレームを省くとデフォルトでワールドフレームに登録されます. したがって上のコードはCreateVisual(desc)としてもかまいません.
GRFrameのRender関数は,子描画アイテムのRenderを順次呼び出します.